暑い日が続きますね！そんなときはつめたーいかき氷が食べたくなります。でも、かき氷っていつぐらいから日本にあるんだろう？気になったので調べてみました！
日本におけるかき氷の起源
日本では、かき氷は古くから存在しており、その起源は平安時代（8世紀から12世紀）にまで遡ると言われています。
- 平安時代の記録: 日本の古典文学『枕草子』（10世紀末から11世紀初頭）には、「削り氷」という言葉が登場し、氷を削ったものに甘い蜜をかけて食べたことが記されています。当時、氷は非常に貴重なもので、主に貴族や高貴な人々が楽しむものでした。
- 江戸時代: 江戸時代に入ると、氷の保存技術が進化し、かき氷は少しずつ庶民にも広がっていきました。しかし、依然として夏の贅沢品であり、特に涼を取るために楽しまれるものでした。
- 明治時代から現代まで: 19世紀後半の明治時代になると、製氷技術が発展し、氷が広く普及するようになりました。この時期に、シロップをかけたかき氷が一般的に販売されるようになり、庶民にとっても夏の定番のおやつとなりました。現在では、フレーバーのバリエーションやトッピングの多様化により、かき氷は日本の夏を象徴するデザートとなっています。
まとめ
かき氷の起源は日本では平安時代にまで遡り、貴族たちが楽しんでいた贅沢な食べ物でした。その後、製氷技術の進化とともに庶民にも広まり、現代ではさまざまなフレーバーやトッピングが楽しめる夏の定番デザートとなっています。また、世界各地にもかき氷に似た食べ物が存在し、それぞれの文化や風土に合わせた発展を遂げています。